元祖・視聴率男「キムタク」のドラマは放送禁止にも?ヒット作まとめ

元祖・視聴率男「キムタク」のドラマは放送禁止にも?ヒット作まとめ

国民的アイドル「SMAP」のメンバーだった木村拓哉さん。ドラマでも数多くの作品に出演、次々にヒットさせていきました。

今回は木村拓哉さんのヒット作についてまとめましたよ。

あすなろ白書

最初に紹介するのは、1993年10月クールのフジテレビ月9ドラマ、「あすなろ白書」です。柴門ふみさんの漫画を原作とする大学生たちの青春を描いた物語で、主演は石田ひかりさんと筒井道隆さんが演じました。

木村拓哉さんはお調子者だけど根はやさしい青年で、筒井道隆さん演じる「女性から人気の男主人公」にコンプレックスを抱く役という、今の木村拓哉さんからは少し想像しづらい役柄でしたよ。同作は平均視聴率27%のヒット、主題歌となった「TRUE LOVE」も藤井フミヤ 若い頃のヒットソングとなりました。

ロングバケーション

続いて紹介するのは、1996年4月クール、こちらも月9の「ロングバケーション」です。木村拓哉さんと山口智子さんのW主演で、二人が演じる主人公たちの恋模様が描かれた本作。平均視聴率は29.6%を記録し、「月曜日はOLが街から消える」と言われるほど女性からの圧倒的支持を受けました。

また、このドラマの影響でピアノを習い始める男性も増えるなど、「ロンバケ現象」と呼ばれる社会現象にまでなった作品ですね。脚本を務めたのは北川悦吏子さん。「あすなろ白書」などでも脚本を務めており、本作で人気脚本家の地位を確立しましたよ。

ギフト

続いて紹介するのは、1997年4月クールのフジテレビ系ドラマ、「ギフト」。当時は恋愛ドラマが人気で、木村拓哉さんも恋愛作品で人気を博していましたが、今作で木村拓哉さんが演じたのは記憶喪失の主人公。本作は主人公の青年の葛藤を描く社会派サスペンスドラマでした。

挑戦的な内容でショッキングな描写もある作品でしたが、平均視聴率は18%超えと高水準、木村拓哉さんの新たな魅力を引き出したドラマになりました。なお、後に同作に影響されて少年がバタフライナイフで女性教諭を刺殺する事件が発生、以後本作は放送禁止となりました。キムタク ドラマの影響力がまずい方向に出たケースですね。

木村拓哉、“封印”されたドラマ『ギフト』の魅力――今とは違うダークヒーローとしての存在感(2022/06/09 20:30)|サイゾーウーマン (cyzowoman.com)

HERO

続いて紹介するのは、フジテレビの月9ドラマ「HERO」です。木村拓哉さんが型破りな検察官、「久利生公平」を演じた同作。2001年に放送された第1シリーズは全話視聴率30%超えという大ヒット作となり、その後もスパンが開きながらも劇場版などが制作されることに。

2014年には待望の第2シリーズが連続ドラマとして放送され、2015年には劇場版第2作が公開されましたよ。そんなHEROも第1シリーズ3話が一時期再放送などでもとばされるという事態になっていました。闇営業問題があった宮迫博之さんが出演していた影響と思われますが、2021年に無事再放送され話題になりましたよ。

グランメゾン東京

最後に紹介するのは、2019年10月クールで放送されたTBS系列のドラマ、「グランメゾン東京」です。主演した木村拓哉さんが演じたのは、料理のためならどんな犠牲もいとわない型破りなスーパーシェフ。同作はミシュラン三ツ星を期待されるシェフだったものの、とある事件から名声を失い堕落した主人公の再起を描いた物語となっています。

同作で木村拓哉さんはザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞、ドラマ自体の視聴率も全話二桁越えとなり、昔ほどは皆がテレビを見なくなった現代においても変わらない人気を示しました。

最後に

今回は木村拓哉さんの出演したヒットドラマについて紹介しました。

とはいえ、木村拓哉さんのヒット作など枚挙にいとまがないほど、ここで挙げた他にもまだまだあります。ジャンルも様々な物が揃っており、なんでもこなせる木村拓哉さんの役者としての凄みを感じますね。

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