そっくり!熊本・九州学院で甲子園に出場した村上宗隆と弟・慶太

そっくり!熊本・九州学院で甲子園に出場した村上宗隆と弟・慶太

2022年のプロ野球で9月25日に29年ぶり2度目のセ・リーグ連覇を達成した東京ヤクルトスワローズ。そのチームの中で不動の主砲といえば村上宗隆選手ですよね。そんな村上宗隆選手ですが、今年の夏の甲子園に弟の村上慶太選手が九州学院高校の選手として出場し、バッティングフォームや顔がそっくりだと話題となりました。

そこで今回は九州学院高校の今年の甲子園での結果も含めて村上兄弟の高校時代の成績をまとめていきます。

【高校通算成績】村上宗隆選手

まずはヤクルト・村上宗隆選手について、本塁打の大記録を達成している村上選手を形作った高校時代をまとめていきます。

高校通算成績

村上選手は高校1年で一塁手のレギュラーに定着しました。夏の甲子園大会に4番打者として出場しましたが、初戦で石川県代表の遊学館高校に敗退しました。村上選手自身も無安打で、悔しさの残る大会となりました。3年生が引退した1年秋より捕手にコンバートされ、強打の捕手として有名になっていきます。このことについて九州学院高校の坂井監督は、

「捕手として配球を勉強すれば、それが打席にも生きると思ったんです。相手投手の心理を読みながら、狙い球を待つ。ムネは研究熱心だったし、その過程で自分がどう見られているか、客観的に観察する眼も養われたんじゃないかな」

と語っており、その姿勢が今の村上選手を作り上げたと言っても過言ではないでしょう。

2年夏と3年夏ともに熊本大会決勝まで進みましたが、ともに秀岳館高校に敗れてしまい、春のセンバツにも出場することができませんでしたので、甲子園に出場したのは1年夏の1回だけでした。それでも高校通算52本塁打を放ち、その並外れた長打力から、一部からは「肥後のベーブ・ルース」とも言われていました。そして2017年のドラフト会議で清宮幸太郎選手の外れ1位でヤクルトへ入団をし、現在の大活躍につながっていきます。

【高校通算成績】村上慶太選手

続いては村上宗隆 弟・慶太選手の高校通算成績をまとめていきます。ちなみに、夏の甲子園では村上宗隆選手に似てかわいいともネットで話題となりました。そんな慶太選手の高校通算成績をまとめていきます。

高校通算成績

村上慶太選手は高校通算8本塁打と高校卒業後、ホームラン打者としてすぐにプロで活躍、というのはまだ難しいように感じられます。ただ、今年の夏の甲子園 結果は3本のヒットのうち2本が長打と、将来性は期待できる内容で、じっくりと育成ができれば非常にいい選手になるのは想像できます。ちなみに、今年の甲子園の成績は

・帝京五高校戦

6打席5打数2安打1四球

セカンドエラー、三振、ライトフライ、ライトスリーベース、四球・レフトツーベース

・国学院栃木高校戦

4打席3打数1安打1打点1四球

センター前ヒット、セカンドエラー、センターフライ、四球

・聖光学院高校戦

4打席4打数0安打

セカンドゴロ、セカンドゴロ、セカンドゴロ、ファーストゴロ

・3試合合計

14打席12打数3安打1打点2四球 打率.250 出塁率.357 長打率.750 OPS1.107

でした。3回戦の聖光学院高校戦では出塁することができませんでしたが、大会を通じて高い出塁率、長打率を記録しました。また、キャプテンとしてチームを牽引し、守備では投手へ積極的に声をかけるなど、リーダーシップも発揮していました。9月27日時点ではプロ志願届は提出されていませんが、志願すれば指名する球団は出てくるでしょうから、今後の活躍も楽しみです!

2人の関係性は?一緒にゲームをする仲

村上宗隆選手はお兄さんの友幸さん、弟の慶太選手との男三兄弟で、身長は順に、193㎝、188㎝、190㎝と大柄で、意外にも宗隆選手が1番小さいそうです。それについてあるインタビューで慶太選手は

「宗にぃと背比べすると、自分が勝つんです!ゲームも宗にぃよりうまいっすよ! 自分が勝ちますよ!」

と話しており、非常に仲の良さを感じるかわいいエピソードですよね。大きな体の2人がコントローラーを握りしめて一喜一憂している様子を想像するだけでも微笑ましいですよね。

まとめ

試合中の立ち振る舞いも似ており、大いに話題となった村上宗隆、慶太兄弟。兄の宗隆選手は日本を代表するスラッガーとして活躍をしており、慶太選手も将来が期待されています。将来日本代表で2人がクリーンアップを担う、なんてこともあるかもしれませんよね!

2人の今後の活躍に期待しましょう!

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